いよいよ今月末よりはじまる10連休のゴールデンウイーク!とは言え、とくに何の予定もないので、これを機にドラマ&映画を見続ける休日になることでしょう(寂)
そして、5月は新元号「令和」に切り替わる時期でもあります。平成元年から30年間、長いようであっという間という感じですね。しかし昭和→平成→令和と、ずいぶん長生きしているような気がしますが・・・
ども、栃木県宇都宮市(株)ビーコンの増渕です。

iOS12.2がリリースされ、アップデート後にiPhoneのブラウザ(Safari)でいろんなWEBサイトを閲覧してみるとアドレスバーに「安全ではありません」とう表示が目に付くようになりました。
今回はこれが何なのか説明したいと思います。

◆iOS12.2以降、SafariがSSL化していないWEBサイトに警告!


以前、GoogleのChromeでアクセスした場合、アドレスバーに「保護されていません」と警告されるという記事を書きましたが、iPhoneブラウザのSafariもiOS12.2以降から同じく「安全ではありません」と警告するようになりました。

以前の記事『【SSL非対応】「保護されていません」という通知から10月には新たに・・・!』
以前の記事『【常時SSLへの対応】Chrome68より『http』から始まるページに警告?!』

 


こちらはiPhoneで閲覧した際、警告されているWEBサイトの画面になります。

 

こちらはiPhoneで閲覧した際、安全である「鍵」マークが表示されるWEBサイト画面になります。

 

これらはMacのパソコンでも同様でSafariで閲覧したサイトのURLが「http」から始まる「非SSL」サイトにのみ警告が表示されます。逆に警告がでないサイトは「https」からはじまるURLのサイトとなります。

 

◆WEBサイトの何が「安全でない」?


以前の記事で書いた「http」「https」につてい簡単におさらいをすると・・・

「https」→暗号化されているため安全!(SSL対応サーバー)
「http」→暗号化されていないため入力した情報の漏洩の危険性が!(非SSLサーバー)

つまり、個人情報(名前や住所、電話番号、クレジットカード番号等)を入力するフォームがあるWEBサイトでは暗号化されていない(非SSL)サーバーを利用していることで、「悪意を持った第三者より情報を盗まれる場合があるので注意が必要ですよ」と警告するようにしています。

とはいえ、日々インターネット技術は変化しているので必ずしも「絶対」はありませんが、暗号化(SSL対応)されているWEBサイトの方が「安全ではありません」と警告されているWEBサイトよりはユーザーが安心して閲覧利用できることは確かです。逆に警告されているWEBサイトはユーザーが警戒し離れていく可能性があります。

 

◆早急に「https」からはじまるURLに変更する必要が!


では「https」からはじまるURLに変更するためには何が必要かというと、先にも記した通信を暗号化するSSL対応サーバーにすることです。
現在ではWEBサイトにアクセスするユーザーのほとんどがスマホからと言われています。
WEBサイトをSSL化することでユーザーの信頼も得られるのはもちろん、Googleで優位に検索上位されるというメリットもあるのでWEBサイト運営者の方にはぜひ導入をオススメします。
っていうか必須です!