世間はすっかり梅雨入り真っ只中、世界はワールドカップ真っ只中!
バルサファンとしてはチームの選手がそれぞれの代表で活躍する姿を観るのも楽しみの一つです。
スペインvsポルトガルは特に熱い一戦でしたネ。CR7のハットトリック、メッシのPK失敗・・・まだまだ寝不足が続きそうです。
そして明日はいよいよ日本代表の初戦、勝敗は如何にっ!どもっ、栃木県宇都宮市(株)ビーコンの増渕です。

さて、少し前になりますがGoogleは今年2018年7月リリース予定の「Chrome68」より、常時SSLに対応していないホームページにアクセスすると、「保護されていない」と警告表示することを発表していました。とはいえ、常時SSL対応していないホームページは表示されなくなるのかというと、そうではなく、「保護されていない」と表示されることでユーザーが不安になり離脱してしまうといった事態が懸念されます。

◆SSLって何?


まずSSLにつてい簡単におさらいしましょう。
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でやりとりする情報を暗号化して送ったり受け取ったりする仕組みです。ユーザーが利用するブラウザとサーバ間の通信を暗号化し、第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぐことができます。

今までは「お問い合わせ」や「買い物カゴ」、「ログインページ」が設置されているページだけにSSLを導入することが一般的でした。

◆常時SSLって何?


続いて常時SSLですが、ページに限定せずホームページ内の「すべてのページ」をSSL化することです。
WEBサイトのすべてのページをSSL化、つまり常時暗号化してセキュリティを高めておくということです。常時SSLに対応していない場合は「http://」、対応しているページはすべて「https://」になります。

ビーコンのサイトは、すでにSSL化しているので、URLは「https://」です。

2018年7月には「Chrome68」がリリースされ、SSLが導入されていない「http://」ページを開くと、警告が表示されるようになるそうです。おそらく警告はアドレスバーに「保護されていない通信」などの表示がされると思われます。

◆なぜ常時SSLが必要・・・?


スマホやタブレットの普及とともに、駅や空港、ショッピングモールや飲食店など様々な公共の場所で多数の人が公衆無線LANを利用することができるようになりました。とても便利になったことは事実ですが公共無線LANは高いレベルのセキュリティではないため、悪意ある第三者から個人情報を傍受されたり、改ざんされるなどの危険性が高いです。

◆Google Chromeだけでは?



上記はブラウザのシェアを調べる便利なサイトStatCounter Grobal Statsで2017年4月から2018年3月までのブラウザのシェアを調べてみた結果です。日本国内でのシェアは37%を超えています。「Google Chrome」は、もはや無視できないブラウザといえます。

◆検索順位の優遇


常時SSL対応のホームページにすることで、ユーザーが安全にホームページを閲覧してもらえるというメリットの他、検索順位での優遇も考えられます。

Google のシステムではデフォルトで HTTPS バージョンが優先されますが、HTTP サイトを HTTPS バージョンにリダイレクトしたり、サーバー上に HSTS ヘッダーを実装することで、他の検索エンジンでも HTTPS バージョンを明示的に優先させることができます。

引用:HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります(Googleウェブマスター向け公式ブログ)

このようにサイトの信頼性と向上のためにも7月からSSLの導入を考えてみてはいかがでしょうか?