8月の猛暑の影響が続き、9月は身体にどっと蓄積した疲労が…。
皆さん体調管理には十分お気を付けください。
どうも、栃木県宇都宮市(株)ビーコンの増渕です。

今回はホームページ制作前に考える「WEB戦略」に必要なマーケティング方法を簡単にご説明します。

例えばお店を出店する際に何の戦略もなしに出店する人はいませんよね。より多くのお客さんに「知って」「来て」、そして買ってもらいたいはず。ホームページも同じです。せっかくホームページを作っても人に見てもら
えなければ全く意味がありません。それには検索サイトでヒットすることはもちろんですが、その前にホームページ作成時に集客のための「WEB戦略」を考えなければなりません。

そこで実際に戦略を立案する方法で広く利用される「3Cのフレームワーク」をご紹介します。

◆マーケティングの3Cで分析


マーケティングのフレームワークのひとつに「3C」という考え方があります。
マーケティングの戦略を立てるときに使う有名なフレームワークです。
3Cとは「お客様(Customer)」、「自社の特徴(Company)」、「競合(Competitor)」の3つの頭文字のことです。

 

 

◆特定のお客様を狙う


自社の商品やサービスが全てのお客様に選ばれることが理想ですが、現実は違います。
例えば、日本酒を販売しているなら日本酒が好きな人がメインターゲットになりますが世の中にはたくさんの種類の日本酒が販売されています。高くても美味しいお酒を選ぶ人、甘口や辛口で選ぶ人、他にはない珍しいお酒を選ぶ人と様々です。このように見込み客の中にもいろいろと欲求を持った方がいるのです。

◆自社の強みを探る


先ほどのお客様の求める価値を整理し、その中で自社の強みと相性の良さそうなお客様に絞り込んで見込み客を考えます。例えば、日本酒の「古酒」を取り揃えているなら「古酒 通販」「古酒 年代別」と検索する人と相性が良さそうです。

◆競合他社より優れている点を探す


自社のことについてはある程度わかると思いますが競合のことは意識して調べないとわかりません。
競合他社と比較されたときに自社が選んでもらえそうな理由があるかどうか探します。年代別の古酒が豊富であれば個人や企業の記念品や、当時の新聞などをつけたりと付加価値がつけられるサービスなど、お客様に選ばれる優れた点を見つけましょう。

◆ベネフィットと差別的優位点を見つけ出す


これらの3Cを分析して、そこからお客様の求める価値「ベネフィット」と競合より優れている「差別的優位点」の2つを見つけ出すことで必要なコンテンツプランやキーワードの絞り込み等ゴールに向けた「WEB戦略」を立案し、成果を上げるホームページに一歩近づくことができます。
デザイン優先でホームページを進める前に、まずは3Cのフレームワークを利用して「WEB戦略」を考えてみてはいかがでしょうか。