こんにちは、栃木県宇都宮市(株)ビーコンの増渕です。
ホームページを作ったけどなかなか成果がでない・・・
ホームページは出来上がってアップすればすぐに成果がでるというものでもありません。
「運用」と「改善」を繰り返すことで少しずつ成果が表れてきます。
運用に関しては身近なところで言えば「スタッフBlog」や「新着情報」、「商品や製品の情報追加」や「事例」などの更新作業です。その他、SNSからの流入やネット広告もその一つです。
では「改善」はどこから始めればよいか考えてみましょう。
■改善すべきページとは?
何となく漠然と気になったページから改善に取り組むのではなく「成果を出せるページ」を
最優先で改善することをおすすめします。
では、改善することで効果が高まるページとはいったいどんなページなのか・・・・。
- 人が集まるページ
検索で上位に表示されているページはトップページ以外のページもあります。ホームページの中でも人が集まる一番多いページがそうです。人が集まるページを改善できればより多くの成果が得られます。アクセス解析などを利用してページビューの数や滞在時間が長いページをいくつか把握することが大切です。その上で本来「誘導したいページ」に誘導できていないことや「離脱率が高い」など課題が見つかり、仮説を立てて改善します。その後もその仮説→検証を繰り返します。 - ゴールとなるページ
いわゆる「お問い合わせ」や「資料請求」、「購入」など目的が達成されるページ、別名コンバージョンページとも呼ばれています。買い物カゴがあるページまでは見ているようだが別のページ、または他のサイトに離脱してしまうといった問題があれば改善が必要です。「送料や代引き手数料、支払い方法などが分かりずらい」「フォームが使いずらい」など、ゴールには様々な問題が隠れています。
ユーザーの気持ちになって、ゴールとなるページでシミュレーションを行い、どこが問題点となっているか仮説を立ててみましょう。 - ゴールに近いページ
ゴールとなるページに訪れたユーザーが直前で見ているページがゴールに近いページです。買い物カゴページを訪れた人が直前に見ていたページは「この商品欲しいな~」という意思決定に影響を及ぼします。直前のページの問題点を改善することで訪れたユーザーの購買意欲をかき立て背中を後押しすることができます。
アクセス解析を利用してゴールに近いページのアクセス数や直帰率などを確認して改善に役立ててみてください。
このようにホームページを改善する場合は、改善効果が高いページ≒成果を出せるページから優先的に行っていきましょう。