休日明けの月曜日、会社のメールを起動すると、ある企業名からのメールが多数届いている。開封せず件名を見てみると『【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました 』、正直「またか…」と月曜から憂鬱な気分にさせられます。

迷惑メールがますます巧妙に進化する中、オンラインショッピングの巨大プラットフォームであるAmazonを装う手口も急増していいるようです。今回は、そんなAmazon風の迷惑メールに注意し、安心してショッピングを続けるための見分け方と対策についてご紹介いたします。

迷惑メールの見分け方


迷惑メールは巧妙に作られており、時折本物そっくりな見た目でユーザーをだまそうとします。見分け方の第一歩は、送信元のアドレスや言葉遣いを注意深くチェックすることです。正規のAmazonからの連絡であれば、公式なメールアドレスが使用され、専門用語や言い回しが一貫しています。

また、リンクや添付ファイルにも着目しましょう。本物のAmazonはセキュリティを重視しており、安全なリンクや添付ファイルを使用します。怪しい要素が見つかった場合は、絶対にクリックしないようにしましょう。

今回、例として挙げる迷惑メールの件名は「​​Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました」。このような件名は利用者に緊急感や不安を与え、クリックさせるための心理的手法です。しかし、冷静な目で見れば、Amazonは通常、重要な変更に関する通知をダッシュボード内や正規のメールで行います。このような不審なメールが届いた場合は、慎重に対処することが必要です。

 

迷惑メールの5つの対策


  1. メールアドレスの確認
    Amazonからの通知は、一般的にamazon.comドメインを使用します。他のドメインから届いた場合は注意が必要です。
  2. 文面の検証
    正規のAmazon通知は専門的かつ丁寧な言葉で構成されます。怪しい表現や誤字脱字があれば、詐欺の可能性が高まります。
  3. リンクの確認
    メール内のリンクをクリックする前に、そのURLを慎重に確認してください。Amazonの正規なものであれば、https://www.amazon.com/ から始まります。
  4. 添付ファイルの取り扱い
    不審な添付ファイルがあれば開かず、Amazonカスタマーサポートに報告してください。
  5. 公式アプリの利用
    Amazonの通知は公式アプリを通じても受け取れます。重要な情報はアプリを経由して確認することで、安全性が向上します。

正直、迷惑メールのメアドの拒否設定など行っていても、複数のメアドや件名を変えて無作為に送られてくるのでいたちごっこになります。
私自身、週に20件程度なので迷惑メールに記載された件名にある「Amazon」「ETC」「イオン」などのワードを登録して、迷惑メールフォルダーに仕分けして、週末まとめて削除する方法で対処しています。あまりにも大量に届くようなら契約しているメールサーバーに確認してルール設定をする方法もありだと思います。
迷惑メールにだまされないように、皆さんくれぐれも注意してください。